猫にだってドラマがある。

2008年10月30日(木) 497 / 3

人間の今までの人生が最近ドラマ化されたりしてて、なんとなーくふと考えてしまいました。

人間だけじゃなくて猫にだってドラマみたいな生き方しとるゾ！

そりゃもうきっとドラマ化出来そうなくらいの猫生を歩んだ猫サマもいるんじゃにゃいかしら。
そこで、うちのめめ子さんことメイの猫生について小話をば。

母猫とメイの２匹野良暮らしの生活だったようで、当時本当に文字通り野生化して暮らしていたようでした。
とある日、交通量の少ない道路で母猫が車に轢かれ瀕死のボロボロに。
この時まだメイは２ヶ月少し。まだ一匹で生きていけるものじゃありません。
母猫はボロボロの体を引きずってメイをくわえ、とある人間の家の門に辿り着きました。

そこが里親さんの家でした。

偶然にも庭に出ていた里親さんは、瀕死の親猫が子猫をくわえているのを見て驚きすぐさま駆けつけました。
野生化した猫は警戒心が強く逃げてしまうものなのに、その母猫はメイを里親さんの近くへ降ろすとジッと里親さんを見つめました。
そうして里親さんがメイを抱き上げるのを見て、ぱったりと倒れてそのまま亡くなってしまったのです。
母猫が死んだのを理解出来ないメイは、初めての抱っこに暴れて嫌がったそうです。

里親さんは母猫を丁寧に埋葬してから、メイをどうするか悩みました。
既に自宅には２匹もの大きな大人猫が住んでいたのです。
馴れ合えそうにもない雰囲気に、里親さんはしぶしぶ車庫の中の二階建てのゲージにメイを住まわせることにしました。
このままじゃ可哀想。
そう思った里親さんは、里親会にメイを申請。
けれど何度里親会が開かれても誰の目にも留まらない。
そうしているうちにメイは５ヶ月になり、もうだいぶ大きくなりました。
皆様もご存知かもしれませんが、大きくなった猫は懐き難くなるので益々嫌悪されてしまうのです。
もう家で飼うしかないのかしら。でも喧嘩しそうだし。

そうしてもう最後にしようとした里親会。
私と私の母親がメイに出会い、我が家へ来ることになったのでした。

うん、なかなかの猫生ですね！
今現在ようやく抱っこされてモミモミをしてくれるようになったんですが、それに至るまでも色々あったわけで…。
猫生コミュとかあったら面白いな、と。

駄文でした。お粗末サマで御座いました。

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