特に恵ちゃんは最愛の子でした。
恵ちゃんが名古屋市内の専門学校構内にうずくまっているところを保護された当時、推定年齢7歳でした。
保護したのは当時専門学校生のお嬢さんでした
彼女はその後、専門学校を卒業し動物看護師として動物病院に勤務しておられます。
心の優しい方に保護されて長い野良暮らしをしていた恵ちゃんは運がよかったと思います。

恵ちゃんは保護当時ひどい口内炎を患っていて、よだれが止まらない状態でした。
それでも食欲は旺盛で食べることに執着心があったので生き延びられたようです。
私が里親として迎えた当初もよだれが出ていて、悲惨とも思える状態でした。
それに加え、推定7歳と高齢でもあり、おそらく私が名乗り出なければ里親になってくれる人は
いなかったでしょう。
我が家に迎えた当初、恵ちゃんは人間不信で全く触ることもできませんでした。
1ヶ月も押し入れに引きこもっていました。

青梅へ引っ越しして、こちらの動物病院で点滴をしてもらったら口内炎も治り、
人間不信による警戒心も和らいできました。
特におなかをなでられるとすごくうれしそうに喜んでいました。
そんな恵ちゃんが愛おしく私の長い飼い猫履歴の中で一番愛した子でした。
2012年の2月5日に東京から秋田に引っ越ししてわずか12日目に急死してしまいました。
死因は未だにわかりません。
おそらく東北の厳しい寒さにさらされて体が持たなかったのかも知れません。

恵ちゃんは保護当時から肝臓が悪く、避妊手術ができない状態でした。
私が引き取った後も妊手術を施せないまま一生を終えてしまいました。
野良暮らしをしている間に何度か出産したことでしょう。
その子猫たちはどうなったか知るすべもありませんが・・・
恵ちゃんと暮らした期間は約4年でした。7歳から11歳までの短い間でした。
その短い時間の大半を恵ちゃんは最大限の愛情に応えてくれました。
初代飼い猫のコロチンよりも華子さんよりも恵ちゃんだけが一番の愛猫でした。

マリーちゃんと一緒

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、思いつきません。
続きは続編でちょこちょこ書いていこうと思います。
次回は奈々ちゃんの予定です。
最後になりましたが、私が訴えたいことはりりこさんが代弁してくださいましたので
ここで書くことがなくなりました。ありがとうございます。
りりこさんが書けなかったネコジルシのこと、続きは機会があれば私が引き継ぎます。
書きたいことはたくさんあるのですが、りりこさんがおっしゃるように重たい内容はなかなか書けません。
なので書けるときが来ればぼちぼち書いて行こうと思います。
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