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千葉県 - 猫の里親募集
猫の健康状況
今 現在のたらちゃんの健康状態は すこぶる良好です。
○エイズ 白血病 コロナウイルス血液検査 陰性
○レボリューション プラスなど 駆虫薬4回投与済み。
○三種混合ワクチン接種済み。（※証明書お渡しいたします。）
○昨年２月の保護時にみられた 歯肉炎も落ち着きました。
（メタカム・コンベニア投与）
○おトイレも ばっちり１００％しつけ済み。
フードの吐き戻しもなく 排泄なども含めて手のかからない落ち着いた成猫くんです。
カラダは、至って健康優良児のたらちゃんですが、
昨年３月２７日から今年３月１８日まで
１年間もの長期に渡り 愛護センターにて収容されていたことも影響していると思われる
内向的な面があります。
人間で言うならば
いつ殺処分になるかもしれないという不安と
親身にお世話下さったセンターの職員さんには本当に申し訳ないのですが、
猫の生態や本能に適していない環境下での長期生活からか
生きる気力を無くし、
心を閉ざし「ウツ」のような状態でした。
（不安な猫ちゃんは、どこか狭いところに潜り込み 身を隠したいが、ステンレス製の無機質なケージには
身を隠す段ボールもなく、いつもトイレにうずくまったままでした。
里親さん募集に向けて、再度人なれをさせようと
２段ケージに移動した たらちゃんは、センターの正面玄関 広いエントランスにポツンと置かれ、
センターに来庁する方がいる度に、自動ドアが開いたり閉じたりの落ち着かない環境下で１０ヶ月間過ごさせられていました。）
センターを卒業して、一般家庭での生活になり
環境が変わったことに戸惑いながらも
心を閉ざしていた たらちゃんにも少しずつ変化がみられるようになりました。
当初はケージの中の猫ハウスにこもったままで
保護部屋に人がいるとハウスから出て来ることはなかったけれど
ようやく最近になり、猫じゃらしなどのオモチャにじゃれてくれたり 猫らしく くつろいだ姿・・お腹を見せてリラックスした姿を少しづつ見せてくれるようになり、
たらちゃんなりに 心の変化を感じられるようになりました。
猫の特徴など
正統派キジトラくんです。
お顔は、りりしいイケメンにゃんこです。ハンサムです。
シッポは、短くもなく長くもなく 真っ直ぐなシッポです。
体重は、４,７キロ。若い男の子らしいガッチリとした体格に
柔らかくシルキーな毛並みです。
本来の性格は、お腹を見せて甘えるゴロスリちゃんです。
里親募集の経緯
たらちゃんとの出会いは昨年２月の雪が降った寒い日です。
保護猫ちゃん活動をしている私に 猫友のおばあちゃんから連絡がありました。
自宅の裏庭に、猫ちゃんが寝ているのか倒れている 何時間もそのままなので気になるので見てほしいと。
仕事を終え駆けつけると 首輪に鈴をつけたキジトラ猫ちゃんが うっすらと雪が体に積もり横たわっていました。
痩せて衰弱していましたが、命は消えていませんでした。
おばあちゃんも２匹の保護猫ちゃんを飼われており、年齢を考えると 家に入れてあげるわけにはいかない。
このまま寒空の下に放おっておけば亡くなるのかもしれないが それも忍びないと。。。
鈴の付いた首輪をつけていた為、飼い猫ちゃん 迷い猫ちゃんと思われた為 ひとまず我が家に連れて帰りました。
翌朝
愛護センターと警察に「迷い猫ちゃん」保護の届け出をしました。
愛護センターでは、「負傷猫として収容しますのでセンターに連れてこれますか。
そして、負傷猫の場合は、 特別な医療処置 治療は難しいため 即殺処分になるが、了承いただけますか」と言われました。
それは、税金で一匹の猫や犬にだけ特別に治療は出来ない、医療費をかけるわけにはいかない、動物が嫌いな市民もいるので市民感情を考慮すると
怪我や病気の負傷動物は、長期収容も難しいため 殺処分になるということ・・・でした。
絶句でした。
しかし、当時 私の家には
保護猫ちゃんが５匹いて （TNRで避妊手術予定のメス猫ちゃんが、手術前日にまさかの出産をして母猫と子猫３匹 そして心無い飼い主から遺棄された成猫１匹）
うちの猫ちゃん達と合わせて１４匹おり、仕事をしながら単身での
１５匹の猫ちゃんのお世話は限界を感じており
たらちゃんをお世話するケージもなく しかしセンターに連れて行けば殺処分に。。。途方に暮れました。
当時 担当してくだった愛護センター職員さんから、ある提案をされました。
「せっかく救われた命ですから 殺処分されることに心を痛められて当然。
首輪もつけており「飼い猫」と思われるので、今現在捜索などの届け出はないが
今後 飼い主さんが現れるかもしれない。
病院での医療費は、Tさん（私）の自己負担になるが ある程度まで回復し元気になれば 負傷猫として収容せず
殺処分対象にならずに済むし、
飼い主さんがもしもこのまま現れなくても センターのHPや譲渡会で里親さん募集出来るので
例えば一ヶ月間 お世話してもらえないか。。。」と
私が断れば殺処分となる可能性が高い。
迷うことなく一ヶ月間 たらちゃんの看病とお世話を私は受け入れお約束しました。
口内炎と猫風邪を患っていましたが
たらちゃんの生きたいという頑張りと治療の甲斐あって、日に日に劇的に回復し体重も増え
約一ヶ月後には去勢手術とワクチン接種も受けられるようになり
約束した約１ヶ月後の３月２７日に 元気になった たらちゃんをセンターへ引き継いでいただくことになりました。
その時、このままずっと我が家にて保護してあげられないことに もちろん心が傷まなかったわけではありません。
ですが、私的なことで当時は
飼い猫も保護猫も増やせない事情があり、苦渋の決断でもありました。
我が家での保護当時のたらちゃんは、ごく普通に触れて抱っこもできました。ゴロゴロと喉を鳴らし甘えん坊でした。
センターでの生活が始まりました。
飼い主さんは残念ながら、現れず迷い猫情報の登録もありませんでした。
私は、定期的にセンターへ面会に行き 大好きなエサやおやつの差し入れをし たらちゃんの将来を案じることしか出来ませんでした。
５月になり、センターから嬉しい知らせがありました。
たらちゃんを家族として迎え入れたいと希望されている方がおり、何度も面会に来て
たらちゃんも心を許し お腹を見せゴロゴロしたり甘えていると。
そして 程なくして
たらちゃん正式譲渡の日にちも決まりました。と連絡を頂き
里親さんの個人情報は全て伏せられていますから もう会うこともないのだと 幸せになってと最後のお別れを告げてきました。
そして
ホッとしたのもつかの間。
たらちゃんが、またセンターに戻って来ました。と切ない連絡を受けました。
戻ってきた経緯は
譲渡先のお宅に成猫の先住猫ちゃんがいて、１週間のトライアル期間内で仲良くなれず戻って来たとのことでした。
私自身も、たくさんの保護猫ちゃんを先住猫ちゃんがいるお宅に譲渡経験ありますが、
先住猫ちゃんの年齢・性別・性格によって
仲良くなるには、それ相応の 対策と期間が必要だと思いますので
たった一週間で 仲良くなるのは本当に稀であり 「慎重さと配慮」が必要だと職員さんにお伝えすると
「４～５日で仲良くならなければ、一生仲良くなるのは無理でしょう？なので一週間で決断してもらった」と
理解しがたい言葉が返って来ました。
そうして
また たらちゃんの センターでの生活が始まりました。
職員さんや、来所の方々が行き交う 落ち着かないエントランスホールに ポツンと置かれた たらちゃんのケージ。
四枚目の写真です。
ケージを覆う布さえ しばらくの間なく、どうみても落ち着かない生活環境でした。
面会に行くたびに たらちゃんの表情が 白目をむいて焦点が定まらない無気力な顔になり
体半分しか入らない 小さな段ボールに頭を突っ込み
人に対しても心を閉ざし 警戒心を露わにするようになり、当然そんな状態では里親さん候補も現れ無いまま
数ヶ月経過し
たらちゃんの存在
長期に渡る収容と そして変貌ぶりは、センターから引き出しをなさっておられる愛護団体さんなどにも有名で皆さん心をいためておられたそうです。（後日談）
私は、自分の気弱さと不甲斐なさにより 昨年３月に
たらちゃんの家族を見つける努力をせず 最後までたらちゃんの幸せを見届けずにセンターに託したことを悔い恥じました。
そして
譲渡をセンターへ申し出ましたが、
昨年の２月から３月 たらちゃん保護から収容まで対応にあたって頂いた職員さんが、
転勤で他市に移動となり、センターに在籍されなかったことが
私に対して 事実とは全く異なる様々な誤解を招くことになりました。
保護から収容までの詳しい経緯を把握されていない職員さんに
（普通なら考えられませんが、センター内での情報共有や記録がほとんどなかったようです。）
私自身が 「飼っていた猫を 何らかの理由で飼えなくなったからと飼育放棄し持ち込んだ」と思われていました。
千葉県の条例で
愛護動物を飼育放棄した者、
センターに持ち込んだ者には、再び引き渡すことは禁止ということで
何度も何度も説明し交渉しましたが、却下され
たらちゃんの収容期限も ３月末と辛い宣告をされ その日がドンドン近づいて来ました。
（収容から一年間が、収容期限の目安。里親さんがこのまま見つからなければ 収容から一年を目処に厳しい選択。。。。つまり殺処分という決断をしなければならないだろうと、説明されました。）
私個人の微力では、もう為す術がなく たくさんの方々に たらちゃんを たらちゃんの命を救えないか頼みました。
そして
紆余曲折を経て、たらちゃん 晴れて３月１８日 （月）晴天の日に３５６日ぶりにセンターを卒業いたしました。
たらちゃんのために、たくさんの心優しい愛猫家さん、地域猫活動をなさっている猫ボランティアさん 愛護団体さまが御尽力くださいました。
本当に心から感謝申し上げます。
命のリレーは、始まったばかりですが、
どうか たらちゃんの保護経緯と現状 全てを受け止めて 大切な家族として迎え入れてくださる方に
この里親さま募集投稿が目に止まり
たらちゃんが 本来のたらちゃんらしさを戻せるように、深い深い愛情を注いでくださり
生き直す道標を与えていただける里親さま現れてくれますように☆彡
たらちゃんの存在を認めて下さり
これから先の猫生をずっと一緒に歩んで行くことを望んで下さり
かけがえのない家族として迎えてくださる里親さまが ご応募下さいますようにと ご縁を切に願っております。
たらちゃんは
流転の猫生だったけど
ずっとの家族と
しずかにいきていければ それでいいんだ なにも多くは望まないんだ と思っていると思います☆☆
最後までお読みくださり心より感謝いたします。
応募条件
流転の猫生を
送った たらちゃんの幸せを心から願い 里親様には、たくさんの条件をお願いいたします。
どうか 猫らしく生き直すために たらちゃんの全てを受け止めてご理解頂ける お心のある里親さまとのご縁を心からお待ちしております。
たくさんの条件がございますが
ご理解とご協力頂きますようお願い申し上げます。
たらちゃんの譲渡は、双方合意の元、慎重に進めて参りたいと思っております。
※生涯完全室内飼育を条件とさせて下さい。
※猫ちゃんに生涯に渡り、必要な医療と予防医療（ワクチン接種）を受けせて頂ける方。
※医療費の一部をご負担お願いいたします。その他の医療費等一切ご請求いたしません。※領収書を提示いたします。
※たらちゃんのお引き渡しは、里親さまご自宅までお届けに伺わせて下さい。
誠に恐縮ですが、
お届け時の往復交通費を実費にてご負担お願い申し上げます。（電車やバスの運賃・車の場合はガソリン代金、高速道路利用の場合には高速代金半額）
※猫ちゃんは、ちょっとした隙に脱走します。脱走に細心のご注意と脱走対策をして頂きますようお願いいたします。
万が一、脱走した時には早急に保護に務め、私にも必ずご報告下さい。
※譲渡後、しばらくはご家庭での様子をご報告頂ける方。メール又はLINEなどにて。
※里親さまご応募 初回メッセージにて
以下のご申告についてご了承頂ける方。
◇ご理解とご協力お願いいたします。
尚、頂いた個人情報の取り扱いには責任持って細心の注意を払いますこと誓います。
①お住まいの都道府県と地域（〇〇市や〇〇区）
ペット飼育可能なお住まいについて
②性別及びご年令
③ご家族構成
※同居ご家族さま全員に猫ちゃん受け入れのご同意を頂いていますか？
猫アレルギーのご家族さまはいませんか？
④猫ちゃん飼育歴
又、現在のペット飼育状況について教えて下さい。
⑤お仕事などで，猫ちゃんがお留守番となるお時間。
⑥完全ケージ飼いか否か。
たらちゃんを長い目で見守って下さり、大切な家族として迎え入れてくださるご家族さまからのご応募を心よりお待ちしております。
募集者への質問
都道府県別の里親募集
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応募をする方へ
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ここは質問欄です。応募の意思がある場合は「この猫ちゃんに応募」からお願いします。
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