ねこザイル
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ふと思ったのですが、このサイトで里親を募集する場合、見ず知らずの人間に渡すわけじゃないですか。
最近もよく耳にする動物虐待のニュースを聞くたびに、このようなサイトで里親を募集するにはどう気を付けるべきか気になります。
サイトでは一切責任をもってくれませんよね?
かなり厳しいサイトは、それらを防ぐために本人確認用に免許証の提示などありますがこのサイトは簡単に登録できますし…
里親を募集している皆さんはどう気を付けていますか?
過去にこんな事件などがあったなどあれば聞きたいです。
こんにちは。
私は里親になった側ですが、うちの猫の保護主さんがそういう活動をちょっとやってらっしゃって(正確には昔やっていて、今は仲間のサポートをしている)、お話を聞いたことがあるのですが、大ベテランでも譲渡後に里親と連絡が取れなくなったなど、里親詐欺に引っ掛かった経験は割とあるようです。かなり手の込んだものもあるらしいです。一度、「里親詐欺」で調べてみてはいかがでしょう。
参考までに私が里親になるまでに行ったやりとりを書いておきます。
・応募
「猫ください」だけのメールなどはやめてくださいとの注記あり
↓
・メールで何度もやりとり
まず、かなり詳細な質問のテンプレートがあってそれに記入して返信。それをもとに、職業や金銭面など突っ込んだことも聞かれました。うちの場合は結婚前だったので、もし別れた場合面倒が見れるか、なぜ結婚しないのか、結婚して子供が生まれて猫アレルギーだった場合どうするか、自分たちに何かあった場合、面倒を見てくれる人がいるか。あ、女子トークのような雑談なものもありましたよ。
先方が納得されたあたりでお見合いの日程を決める。
↓
・お見合い
本来は猫に会いに行くのですが、遠方だったので来てくださいました。(どれだけ相手が望んでもこの段階では絶対に譲ってはいけないそうです。)
↓
・1か月のトライアル
これは必ず譲渡先のお宅に出向いて行うそうです。環境なども確認。ちなみに、猫を飼ったことがなかったので、ケージ、トイレ、毛布、フード、必要なものはすべて全て貸し出してくださいました。
↓
・正式譲渡
もう一度、我が家で。かなり内容の厳しい契約書にサインをして、免許証のコピーもお渡ししました。(1年に一回猫と家族の写真をその日の朝刊と一緒に写真を撮って送るなど、結構怖い内容でした。ただ、もちろんこの通りにしてもらわなくても大丈夫で、定期的に様子を知らせてくれればOKとのこと)
今は、私はブログで猫の様子をアップしたりしているので、保護主さんとは年賀状のやりとりくらいです。ただ、ブログは見てくださっているようです。最初はわからないことだらけで、困ったことがあるたびに保護主さんに相談していたので、今は「自立できた」という風に捉えています。
大事なのはお互いの信頼関係で、形式的であれ契約書を交わしたり、免許所のコピーを渡したりしてもいいと思える関係を築くのは大事だと思います。里親になる側にとっても、保護主さんは知らない人間なので。また、私は猫を飼うのが初めてなので、こういうことも考えておかないといけないんだなと考えさせられる必要なプロセスだと思っています。
私もご自分で条件をつければいいと思いますよ。
里親募集を行う時に気をつけるべき点や里親に出す人に聞いてみたいこと、譲渡をする際の問題や注意点は何があるのか、初めて聞く言葉で調べても詳しくわからなかったから教えて欲しい、など里親募集に関する質問があった場合はこちらのカテゴリをご利用ください。
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