ねこザイル
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保護活動をしていて、昨年末某所の玄関先で猫を保護しました。
誰かに聞いてほしくて書いたような内容です。長文お許しください。
保護した子はヨレヨレガリガリで、猫風邪も酷く鼻ズビズビ。
とても人懐こく、ご飯ちょーだいとすり寄って来て膝に足をかけるんです。
その子がいた家の人は、この子らには前は1週間に1回くらい餌をやってたけど、今は1か月に1回やるかどうか。これらにやるエサはない、お金もかかるししない。の一点張り。
TNRして増えないようにしますから、野良猫の寿命は短いですから、と話をしても一切しないやらない知ったことじゃないのみ。
以前エサを玄関先か中でもらっていたからなのか、玄関を覗こうとひょいっと頭を入れると、足でどけて出なさい邪魔!とする始末。
よろけてそこにへたり込んでしまった子をほっとけず、連れて帰った次第です。
病院での血液検査の結果、猫エイズ陽性、慢性の腎不全と診断されました。
年末の休みの関係で、違う日に2軒の獣医に見てもらいましたが、いずれも外猫ではほとんど有り得ないけれど、歯の状態と肛門などの状態から7歳以上のシニアではないかと。
歯は上の犬歯は片方先が少し折れてるものの残ってますが、下は片方は抜けてなく、もう片方は根元から折れて残った5ミリくらいの歯は茶色くダメになってる状態。他の歯はすべて抜けてる状態。
家族と話し合って、恐らく余命は短いであろうこと、外で頑張ってきた子に痛い思いやストレスをかけたくないことから、延命治療的な投薬・点滴はせず、療法食にあまりこだわらず美味しく食べられるものを食べて、辛そうな時だけ点滴をして、投薬などはせずゆったりゆっくりしてもらう、と決めました。
貧血が酷く、口内炎があったため、ドライフードはほとんど受け付けず、ウェットフードのみ。
それでも保護して3週間経った今、治っちゃうんじゃないの?と思うほどに食欲が出て、貧血も改善されて真っ白だった肉球がピンクになってきました。
ロイカナの腎臓サポートパウチと、スペシフィックFKW、健康缶の腎臓用、ヒルズのk/dシチューなどを取り混ぜて与えてますが、ここ3日くらいはロイカナ1パウチ食べてもお替りを要求されるようになりました(笑)
最初の10日間、ぐったり寝てばかりいたのが、今ではお替りを要求するときに私をキッチンに先導して「早く!」と言わんばかりに活動的にもなりました。
うちには他に先住猫が2匹います。
この子と同時に長毛の子も保護し、計4匹います。
同時に保護した長毛の子は、内臓疾患はなく健康ですがエイズ陽性でした。
また、以前事故か何かで左前脚の肘関節を粉砕骨折したようで、うずくまって治るのを待つ間に癒着してしまい、曲がったまま治癒してひょこひょこ歩きです。
レントゲンでも確認しましたが、肘の関節は無残に砕けていて治療しようとすると足を切って人工関節を入れるしか方法はないと言われました。
このような状況ですが、長毛の子と腎不全の子は同じところにいたのでとても仲良しです。
しかし2匹ともエイズキャリア。エイズ感染の知識はあれども、うちの子たちと交流をどこまでさせてよいものかと迷っております。
隔離期間はもちろん対面させてなかったのですが、今はドアが開くとたまに出てきて先住がいる部屋を探索してお互い「シャー!」して帰っていきます(笑)
クシャミがなければいいのですが、血混じりのくしゃみを時々するので、同じ部屋にさせるわけにもいかず。
この2匹はもう譲渡に出す予定はありません。
腎不全の子が命を全うするまで長毛の子は譲渡には出さない、と最初は思ってましたが、今のちょっと元気になった姿を見ると、もしかしたら1年以上頑張れるかもと思いはじめ、そしたらもう長毛ちゃんも1年以上うちにいることになるから、うちの子でいいじゃんと思って。
でもせっかくだから、隔離部屋だけじゃなくあったかい他の部屋にしてやろうかな(隔離部屋は寒いのでエアコンフル回転)、でも鼻水が飛び散っちゃうしな、と葛藤中です。
人がいるときだけ様子を見ながら解放、にしようか・・・
基本隔離で、出ちゃったときだけしょうがない、で短い時間だけにしようか・・・
保護仲間に聞いても、基本ではなく絶対隔離、交流なんてありえない!の一点張りで。
2匹とも、保護して3週間ですがとても穏やかで人懐こく、悪さもしない良い子たちです。
腎不全でエイズ陽性の子を、他の子と一緒に飼われた経験のある方おられますか?
また、腎不全でうちの子みたいにいったん盛り返してまた落ちちゃった、という方、経緯を教えていただきたいのです。
長文にお付き合いくださりありがとうございました。
ID:EPWAs5vEwn.
2018年1月18日 14時55分ぺったんの多い回答
初めまして。
腎不全の子が元気になって嬉しいですね。その子達は幸せ者です。
私の知っている保護ボランティアのシェルターや保護宅では、エイズとそうでない子は共存しているところが結構多いです。
それは、あくまでも「血液の中に侵入した場合に感染する」というのが基本なので、血を見るほどの大喧嘩をするような状況でない限りは、感染しないからです。
ですから、血の混じった鼻水が飛び散っても、陰性の子の血液の中に入る訳では無いので、ほぼ大丈夫だと思われます。
あとは、喧嘩はしてなくても、例えば陰性の子が何か別の理由で体のどこかをちょっと怪我していて、その傷口にその鼻水が偶然触れたとか、傷口を陽性の子が舐めたとかすると、感染する可能性はあります。
どちらにしても、「ほぼ」とか「可能性」という言い方しか出来ないので、あとは飼い主さんがどうしたいか?に尽きるかなと…。
また、シャーと言い合ってるという事は、陰性の子達と仲良く出来ないかもしれないですし、陰性の子達は安全だと思っていた自分たちの縄張りに新入りが来たら、ストレスになって体調を崩すなんて事も考えられます。
そういった点も含めても、引き合わせてみたいのであれば、様子を見ながら少しずつ交流してみてもいいかもしれないですね。
それと、腎不全は一度なったら治るという事は残念ながら無いですが、数値が安定して長生きするという事はあります。
その子の場合は今までがあまりにも酷い環境だった為、良い環境で療法食を与えられるようになった事で元気になったんでしょうね。
まぁ、一時的に良くなって結局また急降下しちゃう事もよくありますが、過酷な環境で生き抜いてきた強い子ですから、このままもう少し長生きしちゃうかもしれませんね^^
長々失礼しました。
ID:emb0k7Tn0to
なるほど。
確かに血の中に進入して感染しますものね。
血混じりの鼻水はそこまで神経質にならなくてもいいかもですね。
私も基本エイズとそうでない子は共存させる派なんです。
ただ、鼻水や目ヤニといった粘性のものが出てる場合、どこまで気を付けようかなと思ってしまって。
腎不全は治りませんよね、そうですよね。
急落する場合もあるんですか・・・
その子の体力によるんでしょうねぇ。
今はまだ、部屋に行くとご飯!ご飯!て後を付いて回って元気なんですよ。
少し楽になったみたいで、嬉しく思ってます。
大変参考になりました
ありがとうございました。
腎臓でよく聞く病名は慢性腎不全、膀胱であれば膀胱炎などがあります。このように肝臓や膀胱に関する病気そのものがどんなものなのか気になる場合や、これは病気の予兆なのか、この病気になってしまったけれど完治はするのか、予防策はあるのか、他の人はどのようにしているのか、などの質問がある方はこちらのカテゴリをご利用ください。