るな@ちい
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慢性腎不全末期の猫の世話をしています。
毎日自宅で輸液していましたが吸収が悪くなり、必要量入れる事も出来なくなりました。自力での飲食は難しくほぼ強制、排泄は間に合わない事も多々あるとはいえ、よろめきながらもトイレ(近く)まで行ってできています。
元気な頃は、目が合うだけでゴロゴロ言いながら、ぴーんと立てたしっぽをぶるぶるさせて頭突きしてきて、夜は必ず腕枕で寝るような、私にべったりな子でした。
が、この数週間で、顔を見れば食べたくないご飯を差し出したり、針を刺したり、触られたくない尻を拭いたりする「めんどくさいやつ」と彼女に認定されてしまった様に感じます。
ほぼ寝たきりなので動く気力もない時、頭だけ上げて「のど乾いた」「トイレ行きたい」と私をじっと見て訴えかけてくることがあり、まだ少しは私を自分の世話人として信頼してくれているのかとも思いますが・・・。
この子にとっては何が一番良いのかと葛藤する日々です。
近頃は辛いのか寝ている時も常にゴロゴロ言っていますが、なでるとゴロゴロのトーンとボリュームがアップします。長い付き合いだというのに私の気持ちが揺れているせいで、このゴロゴロの表す感情が安心なのか不安なのかが分からなくなってしまいました。
なでられることで安心するなら出来る限り側にいてなでていたいし、不安なら必要最小限の世話だけしたら少し距離を置いて見守るだけにして、そっとしておいてあげたいのです。寂しいですが。
漠然とした質問で申し訳ないのですが、病気や怪我で自由に動けなくなった猫ちゃんの看護をされた経験のある方、うちの子はこうしたら喜んだ/嫌がった等、接し方に関するアドバイスを頂けないでしょうか?どんなことでも助かります。
15年間一緒に生きてきてくれた大事な相棒です。最後の時間を少しでも楽に過ごして欲しいのです。
長文に目を通して頂きありがとうございました。
ID:epSBhMXtcOc
2017年7月23日 16時53分ぺったんの多い回答
こんにちは、はじめまして。
3年前になりますが、慢性腎不全で虹の橋へ旅立った13歳の♂猫を家で看取りました。
質問内容を拝見して涙が溢れました。およそ自分の経験した通りの事でしたので…
うちも黒猫だったので、とても親近感を覚えます。
恐らく喉ゴロゴロは体調が悪い時にも鳴らすようなので、そちらかもしれないですね。
うちは補液の吸収が悪くなってだんだん脚がむくんで来たときは触ると痛いようで噛みつく素振りをしていたので、その時はおでこや顎をゆっくり撫でていました。
食欲が全くないときは強制給餌でしたが、水分だけはスポイトで犬歯の間から流し込んであげていました。
(立って水が飲めない状態だったので)
トイレは歩いて行けない、もしくは行けてもトイレの中で倒れこむ感じだったので、トイレはベッドの隣に設置して周囲はいつ粗相しても良いようにペットシーツを敷きました。
夏なので寒い事は無いと思いますが、貧血になると体温が低下するのであまり冷房の強くない部屋で過ごされるといいと思います。
うちは亡くなる3日前までは自分の好きなポジション(日の当たる椅子)で毛繕いして歩いてましたが、
突然食事もいらない、水もいらない、補液も出来ないくらい脚がむくむようになって、その後病院で1日
入院してゆっくり補液をしてもらいましたが、最期は家で看取ると決めて連れて帰り翌日旅立ちました。
ケアしている間、自分もなんだか緊張したり悲しくて泣いたりしてたので部屋にリラックスできるBGMを流しながらお世話していました。これはちょっとお勧めです。
見てる方も辛いんですよね愛猫の苦しそうな姿って。早く苦しんでいる時間を少なくしてあげたい、って。
でも、精一杯診てあげても私は今でもあれでよかったのかな?本当に良かったのかな?と思っています。
いろいろ有るかとは思いますが、飼い主さんがこれが一番いい!と思っていることをするしかないのだとも今は思います。
きっと飼い猫ちゃんにも気持ちは十分伝わっていると思います。
一緒に過ごせて幸せな猫さんですね。
ID:9J65scnNNTw
返信が遅れた事と、辛い経験を思い出させてしまって申し訳ありません。
実は数年前にここで高齢猫の看取りに関するQ&Aを目にして、心に残っていました。うちの子が闘病生活に入ってから、参考にしようとそのQ&Aを探していたのですが見つける事が出来ず、今回初めて質問してみたのです。
(こちらのQ&Aでした:https://www.neko-jirushi.com/ask/2242)
私も覚悟はしているつもりでも時々怖くて悲しくて泣いてしまったりしていたので、朧げに「自分も落ち着く様にBGMを」と仰っていた方がいたのを思い出して、私の場合は心和む系のお笑いなど、楽しそうな人の声を低音量で流す様にしていました。このアドバイスを下さった方がraou16さんだったと今になって気付きました。
私が泣くとケアされる側も不安になり、笑うと少し落ち着くようで、うちの子共々とても助かりました。本当にありがとうございました。
私の相棒は、この質問を投稿した日の夜容態が急変し、次の朝私の枕元で旅立ってしまいました。
願っていた「眠る様に・・・」とはいかず、私は何も出来なくて、ここまで頑張ってくれた彼女に申し訳ない気持ちで一杯ですが、最後の発作の直前1時間程はあの子らしいすっきりした目を取り戻して、窓の外の景色を眺めたり、私に話しかけようとしてくれたりして、穏やかなひとときをふたりで過ごせたことが救いです。
私もずっと自分のした事としなかった事を、彼女にとってそれで良かったのかと考え続けるのだと思います。
私といることを幸せに感じていてくれたと信じたいです。
暖かい言葉、とても感謝しています。ありがとうございました。
腎臓でよく聞く病名は慢性腎不全、膀胱であれば膀胱炎などがあります。このように肝臓や膀胱に関する病気そのものがどんなものなのか気になる場合や、これは病気の予兆なのか、この病気になってしまったけれど完治はするのか、予防策はあるのか、他の人はどのようにしているのか、などの質問がある方はこちらのカテゴリをご利用ください。