アヴァロン
64 / 0
訳あって野良猫を飼い始めてから半年経過しました。飼う前までは全く猫に興味がなく野良猫を見ても何も思わなかったのですが、飼い始めてから野良猫が気になって仕方がありません。
同じ猫でありながら自分の飼い猫にはご飯や寝床、空調にまでに気を使っているのに…。その日のご飯にもありつけないかもしれない野良猫がかわいそうに思えて仕方がありません。、
いま現在、いけないことだとわかっていながら2ヶ月位の間、家の近くの駐車場で野良猫の兄弟に毎晩、餌をあげています。
近い将来この兄弟に関しては保護して飼うつもりでいますが、今後、特に子猫を見他場合どのような対応、考え方で接したら(関わらない、無視する)良いのか夜寝られなくなることもあります。、
皆さんはどうしているのか、どのような考えなのか教えてください。
文章めちゃくちゃですみません。真剣に悩んでいます。よろしくお願いします。
ID:Y9Y/lVfNkAA
2017年9月2日 21時01分ぺったんの多い回答
sakura**
初めまして。
現在の日本における、飼い猫と野良猫間の待遇の格差は、極めて大きいと思います。(野良猫の平均寿命が確か3年、飼い猫は10年以上ですからね。)
猫保護活動をされている方は、多かれ少なかれ、同様のご意見をお持ちなのではないでしょうか?
この格差を少しでも埋めるために、猫ボラさんたちは、人知れず日夜、もの凄い努力をされていると、私は感じています。
私的には、ペットショップでの販売や、捨て猫への規制を強化し、殺処分に係る自治体施策を改善するなど、社会的な対応が必要だと思いますが、近年、動物愛護法が改正されたばかりで、今の段階で、大がかりな社会的改善を行うのは、難しいと思います。
ご存じかとも思いますが、猫ボラ業界では、結構分業化が進んでいます。
野良猫を捕獲する方、餌やりする方、愛護センターから引き出す方、もっぱら子猫を育てる方、保護した猫を預かって家猫修行する方、譲渡会やネットで里親募集して届ける方等々…。
もちろん、全ての過程をご自身で行って、家猫にされる方もおられますが、生活スタイルに合う形をピックアップして、猫助けをしておられる方が多いと思います。
質問者さまが、野良猫が可哀想で、猫ボラ活動をされたいお気持ちを持っておられるならば、全てをお一人で行われるのもさることながら、良心的な猫ボラ団体とネットワークを組まれて、以下の留意点もご参考に、上述のご自身に合ったやり方を選択されれば、それで、充分素晴らしいのでは無いでしょうか…?(私自身の自戒を込めています。)
◎まず、猫ボラ活動は、本業、家計、健康に差し支えない範囲内でしか、行わないことですね。
私の経験上、正規フルタイムの仕事をしていて、なおかつ猫ボラ活動を行うのは、活動が労力のかかるものであるだけに、正直、非常に困難です。ムリをしても、結局は続きません。
また、異論はあるでしょうが、健康不安がある猫で、かつ、厚遇した場合、猫一匹の生涯経費は100万円近くかかるのではないかと、私は捉えています。
また、やむなく家の中に、10匹以上飼っておられる猛者もいらっしゃいますが、人間・猫ともに、ストレスフルだと、私は思います。
◎駐車場での餌やりは、堅苦しいことを言えば、所有者の了解を得る必要がありますが、私であれば、所有者を調べつつ、餌は水と共に与え、置き餌にはせず引き上げます。今の時期は蟻が集るので、なおさら置き餌は不向きです。
また、できる範囲内で糞尿の始末をするよう心がけたいところです。難しいですが。
餌やりは、早朝や夜間の暗いうちに、目立たない服装で行っておられる方が多いですね。
◎兄弟猫ちゃんが、5月齢以上で、当分家猫に出来ないのであれば、捕獲して、避妊手術を行い、耳カットを入れて、元場所にリリースします。いわゆるTNRですね。
自治体によっては、助成制度があるかもしれません。
保護は、捕獲器を使わないで、餌等で誘導し、キャリーなどに入れられるのであれば、それに越したことはありません。ムリならば、捕獲器を購入するか、猫ボラ団体に借りるなどして使うことになりますが、繊細な猫の場合、警戒心が強くなるデメリットもあります。
仮に、ずっと飼えないならば、一旦餌をあげた以上、ずっと外で餌をあげ続ける必要が出てきます。その場合は、ご家族などに協力していただき、見捨てないことが大事です。このことは、極めて労力のかかることです。(私は、餌やりを引き継いでくれる方に恵まれましたが、希だと思います。)
◎兄弟猫ちゃんを家猫にする場合は、ご家族の同意を取り、今飼っておられる猫ちゃんとの相性の悪さも想定して、部屋分けを事前に想定しておかれることが重要です。
猫と人間が寝室を同室にするのは、睡眠不足を招きやすく、お勧めできません。
里子に出すという選択肢もあります。この場合は通常、容姿端麗で、若年齢の猫から決まります。里親サイトは、「いつでも里親募集中」「ペットのおうち」この「ネコジルシ」などが大きなものでしょう。
◎家猫にされている猫ちゃんは、不妊済み・コンボテスト(エイズ・白血病)済みだと思いますが、兄弟猫ちゃんも、家猫にされるなら、同様の処置が必要ですね。
不妊を怠ると多頭崩壊しますし、エイズ以上に白血病は感染します。これらの病気に罹患していた場合、どうするのかを、事前に考えておく必要もあると思います。
ワクチンも、種類によっては、賛否両論がありますから、検討が必要でしょう。
◎兄弟猫ちゃんが、発情期前なら、発情を迎える前に保護した方が良いですね。
子猫の方が、断然捕まえやすいからです。
また、発情すれば、特に雄猫は広範囲に出歩いて喧嘩し、エイズに罹患しやすくなります。
発情開始期から避妊時期が遅れれば遅れるほど、野性的な猫になってしまい、家猫らしい性格にするのに、かなり期間もかかるようです。
◎色んなご意見があるとは思いますが、私は鳴き猫が、最も家猫向きではないと実感しています。
始終鳴く猫と一緒に居ると、精神的な苦痛を招きます。
兄弟猫ちゃんを保護される前に、この点を確かめておかれることをお勧めします。
最後に、不幸な野良猫を見つけた場合の心づもりですが、私の場合は以下でしょうか…。
◎自分の現在のキャパシティと力量を、常に把握しておきます。その上で、保護しても対応可能な猫のみ保護します。
対応不可能な猫は、ネットワークを組んでいる猫ボラ団体に任せます。但し、出来る範囲内の協力はします。
協力する猫ボラ団体は、哀れを誘って、法外な金銭要求をしない団体であることが必須です。色んなところがありますから、要注意です。
◎子猫を見た場合を心配されているようですが、子猫は概ね4~7月、9~11月にしか、見かけません。
保護するなどの対応が出来ないならば、その時期は、猫がいそうな所には、近づかないことです。この点を注意されている猫好きさんは、結構多いですよ。
私は情に走って、結果として、無計画な猫助けをせざるを得ない状況に追い込まれ、困難を抱えた経験があるので、どちらかというと、冷たい内容の回答だったかもしれません。m(__)m
しかし、猫は一旦、飼い猫にしてしまったら、捨てたり、殺処分はできない生き物であり、10年以上の人生を伴走する存在ですから、事前に、様々な場合を想定しておくに越したことは無いと、私は思っています。
ID:ELDPAEqHrcs
その人の状況や人柄に応じて対応は変わるのではないでしょうか?
野良猫を助けたいと思い、時間やお金に余裕があるならボランティア活動に参加したり、ボランティア活動を支援したり。
ネットでゴハンなどの寄付を呼び掛けてたり、一時預かりさんを募集しているのを見ますね。
また、ボランティアなどに関わりたくないと思うのなら野良猫とは少し距離を置いた方が良いかと思います。
野良猫は病気や虫を持ってることがありますから、それが家猫にうつったら…と考えて距離を置くんです。
野良猫達にあげられない愛情は代わりに家猫に注いであげる。
野良猫があなたを必要としてきたら手を差し伸べる…くらいは良いんじゃないかな?
気まぐれに構いたくなったら構ったり。
私は自分に問題を抱えているので、こちらの人間です。
私も同じ様なことをよく考えます。
なぜすべての猫が、動物が幸せにならないのですかね(;ω;)
子猫をみた場合ですが、子猫を保護してくれる団体や動物病院を調べて、保護してもらうなり里親を探してもらうのが良いのではないでしょうか?
子猫の場合、助けが必要な場合と不必要な場合がありますから見極めてから保護してくださいね。
人にどうこう言える人間じゃないのに長々とすみません。
ID:F3ogIAxVCmo
【自分が関われない野良猫への気持ちについては、「出会った猫だけは手を尽くす」という心構えで生活しています。】
出会っていない大勢の野良猫、瀕死の野良猫、様々な境遇の猫たちは、生命力を信じてあげることしか出来ません。
一匹でも多くの猫が優しい人と出会い、保護され、無事に安心して暮せる環境に移行出来ることを願うばかりです。
質問者さまが、それだけじゃなくて、「何か行動したい!」という情熱をお持ちなら、きっと何か行動を起こせると思います。
世界中というスケールではなくて、自分の住んでいる地区だけ、または近所の範囲など「現実的な範囲」に集中すれば、
その範囲内で出来ることが色々見つかるかもしれません。そんな風に猫と関われる人が1人、また1人と増えれば、野良猫の境遇も少しずつ良い方向に向うのではないでしょうか。
【具体的には、「野良猫と人と理想の関係性」を自由に思い描いて、それを実現するための手段をリストアップして、
因数分解をするように行動を細分化して、「すぐにできそう!なこと」にまで単純化して、実際にやってみる】
というのはいかがでしょうか?
余談ですが、7月下旬から野良猫が家に居着いたので、現在は裏口にケージを置いて外飼いしている者です。
「絶対猫は家に入れない!」父の猫に対する誤解と偏見から、こういう手段を捕らざるを得ませんでした。
野良猫に「みーちゃん」という名前を付け、毎食餌を与え、愛情を注ぐ過程で、私もすっかり猫が大好きになりました。
うちにはもう一匹、毎晩餌を食べにくる「寅ちゃん」が来ます。
この子は雄なので、餌を与えて暫く休むと、気まぐれに旅立って行きます。そして翌日必ずまた家にやって来るのです。
野良猫か飼い猫かわかりませんが、私は「うちを気に入ってやって来るのだから、出来る範囲のことだけしてあげよう」という
考えで接しています。
人の愛情を知らない、明日生きる保証のない、毎日生き延びるので必死の「多くの野良猫たち」について、
「猫に責任は全く無い、全ては「去勢や避妊を怠った人間が招いた結果である」と感じています。
家猫ではなく、外猫として自由に外出させるなら、絶対に去勢と避妊は必要不可欠です。それが人間の猫に対する責任です。猫の本能は「一匹でも多くの子孫を残すこと」でしょうから、自分の意思と関係なく体が本能のまま「交尾」を求めています。実は昨晩、餌だけ食べに来る寅ちゃんが、外で飼っているみーちゃんを後ろから襲って交尾しようとしました。
猫の遺伝子の営みを目の当たりにして、野良猫が繁殖するリアルな実情を痛感しました。
みーちゃんは避妊手術をすることにしています。猫1匹お世話するにもかなりの金額がかかるので、経済力は要だと体感しています。
ID:59.RgDTf8Dk
私も2年前から野良猫ちゃんの面倒見ています。
1回ご飯あげたら朝、夕貰いに来るようになりました。
ご飯あげる以上は最後迄面倒みるつもりです。
メス猫なので避妊したくても、なつかないし、触れる事も出来ず、去年雄猫3匹に囲まれ襲われてる姿を見て保護を決意。
そこから色々な所に電話しまくりました。
市役所、保健所、愛護センター当てにならずで
保護活動してる方からやっと保護の指導と安く避妊手術が受けられる先生を紹介してもらいました。
野良猫ちゃんのお腹が大きくなり出産後、子猫が少し大きくなるのを待って、捕獲器を病院から借り避妊手術をしました。
野良化してた猫ちゃんなので家では飼うことは無理と先生に言われのもあり、リリースして今に至ります。
子猫は網で保護し人間慣れした後、里親さんの所に行きました。
今までご飯をあげてたのに急に知らんぷりするのは止めてほしです。
だったら最初から無視してって感じです。
不幸な猫でが産まれないよう、去勢、避妊手術をして欲しいと思います。
それで獣医さんから猫達の身体の状況等を聞いて、飼い猫にするか地域猫にするか決めたらどうでしょうか?
長々すみませんでした。
ID:ICWtx7HzogI
どのカテゴリにも当てはまらない質問があった場合はこちらのカテゴリをご利用ください。カテゴリによっては大きいカテゴリの中に「その他」のカテゴリがある場合もあります。例えば飼い方・しつけの中のカテゴリには当てはまらないけれど飼い方について質問したいことがあった、などであればその他カテゴリがありますのでそちらから質問してみてください。
0
2
1
1
1
1
0
1
1
2