第73回 作ればハマる「猫毛フェルトの本 うちの猫と作る簡単ハンドクラフト」
もうすっかりぽかぽか陽気。
あなたの家の猫ちゃんも、
うらうらとお昼寝を決め込んでいる事と
思います。今回のえりかのコラムは
「猫毛フェルトの本 うちの猫と作る
簡単ハンドクラフト」のご紹介。
ごゆっくりご覧ください。
猫の毛で作るフェルトってのが
あるらしいよー、と風の噂には
聞いており、それによって
猫の毛を使って作るフェルトってのが
あるらしいねー、なんて、茫洋と
人に喋っていたりしていたのですが、
詳しい事は知らずにいたわけです。
猫の毛で作る雑貨、なんて言うと大抵の方は
いえ私は遠慮しますとかなんとか言いながら
後ずさりをする、という事になるかとは
思います。
そりゃそうですよね。
猫の毛ですもん。
動物の毛という括りでは、猫の毛だって
羊の毛だって同じ括りではありますが、
そこには目に見えない越えられない壁が
あるわけです。
なんかちょっと衛生的に、
うん、あの、その何ていうか。
えーっと、まあ、今回は遠慮しときます。
「猫の毛で作る雑貨」という響きには、
猫好きの私でさえもなんとなーく
そう思っちゃうくらいのインパクトが
あると思うんです。
なんとなーくそう思っちゃったものですから、
もちろん自分で作ろうとか思うわけもなく、
今までちょっとスルー気味だったのですが、
なんせこの季節、猫達の毛が抜けに抜け。
ほんとすごいですよねぇ、この季節。
盛大に抜けちゃうので、この毛を
何かに利用できないか、どうにか有効に
使う手立てはないかと考えてみたら
あったのですよ、それが。
それは何かと聞かれてみれば。
これなんですよねぇ。
「猫毛フェルトの本 うちの猫と作る
簡単ハンドクラフト」
この本に、この大量の猫毛を活かす
方法が書いてある。
ちょっといろいろひっかかるとこも
あるけれど、知らないふりして
作ってみよう。
作ってみようと思い立ち、
すぐに本を取り寄せて
ぱらぱらぱらと捲ってみたら。
思ってたより簡単かも。
材料だってその辺にあるものばかりだし。
材料と作り方がこれだけ手軽だと、
今まで考えていたマイナス部分が
吹っ飛んじゃいますね。
衛生面に不安があるったって
どうせうちの猫だし。
ま、うちの猫の毛ならいっか、
他のとこで使うわけでもないし。
結局最後はこれなんですよね。
「うちの猫の毛だし。」
これに尽きるんですよね。
うちの猫だったらオールオッケイ。
大して何の問題も無いじゃない。
そう思える方は作って損は無いと思います。
んで、わくわくしながら作ってみました。
毛を集めるとこから始めて完成するまで
およそ20分ほど。特にテクニックがいる
工程も無ければ、時間がかかる作業も無し。
猫毛と材料さえあれば、バリエーション
溢れた雑貨がたくさん作れるのでは
ないでしょうか。
しかもこの本、猫の画像やコラムも
たくさんついて内容盛りだくさん。
作ってみよう派ではない方でも楽しめます。
今回作ってみた指人形。
ちまっと可愛く、ペンキャップなんかに
しても良い感じです。
しかもですねぇ。
ひとつ作ると、もひとつ作りたくなるわけです。
何体か、バリエーションに
富んだものが作りたくなる。
作って、ペンにかぶせて
誰かに見せびらかしたい。
かわいいって言ってもらいたい。
どこで買ったのって言われたい。
んで猫の毛で作ったって言われて
びっくりされたい。
引かれてもいい。
びっくりされたい。
そんなドリームが広がってしまうわけです。
本を買ったら作りたくなるし、
作ったらハマってしまう猫毛フェルト。
ぜひ作ってみてくださいな。
作って可愛いと思えたら、
それがあなたの特権です。
猫毛フェルトの本
うちの猫と作る簡単ハンドクラフト
うちの猫と作る簡単ハンドクラフト
猫の毛でフェルトを作ってみたら
こんなにかわいい雑貨ができました!
そばに猫がいれば、すぐに始められます。
指人形、ブックカバー、猫のポートレート、
小さいバッグ、ポーチ、小物入れ、ピンクッション、
バッジ…etc 手先の器用さよりも、
「猫愛」で作ってみませんか?