第92回 猫がいるステキなお部屋「世界の猫インテリア」
こんにちはー。
今年もまた雪が少ないですねぇ。
冬の生活が楽になって、
とっても助かるのですが
環境問題のことを考えずには
いられません。
今回のえりかのコラムは、
「世界の猫インテリア」の
ご紹介。ごゆっくりご覧ください。
部屋が汚いことを、猫のせいに
したことはありませんか。
床面をふわふわ漂うほこりを
「猫が隙間から見つけてきてさぁ」
等と言いながら、足先でどこかに
やってみたり、床に傷がつくのは
しょうがないよねー、だって猫が
いるんだもんねー、等と言ってみたり、
とにかく部屋がまずいことに
なっているのを猫になすりつけた事は
ありませんか。
私はあります。
しょっちゅうです。
しょっちゅうどころか、部屋の汚さが
話題になる度、毎回猫になすりつけてます。
罪悪感なんてこれっぽっちもございません。
一銭も稼いで来ずに三食昼寝付き、
ころんと転がれば可愛いと言われ、
ごろんとグダグダしてても可愛いと言われ、
あげくの果てには、特に何もしなくても
可愛いと言われ、何なんでしょうか
この待遇は。
こちらは朝から晩まで必死に稼いで
帰ってきたらゲロだのうんこを片付け、
自分のメシを用意する前に俺らのメシだ、と
すごまれ、部屋をあったかくしろだ
おやつを出せだと迫られ、何なんでしょうか
この理不尽な状況は。
そんなんだから、部屋が汚いことくらい、
猫のせいにしたって、ほんとにちっとも
気になりません。
だってほんとに猫のせいでも
あるわけですから。
まあ、6:4で猫のせいでは
ないかと思いますよ。ええ。
まあ、その、6が私ですが。
そんなこんなで、部屋が大変なことに
なっているのを猫のせいだと言って
はばからない私でしたが、
今回紹介するこの本を読んで、
そんな私を痛烈に恥じました。
その名も「世界の猫インテリア」
オシャレに猫を飼っているおうちを、
ワールドワイドに紹介している、
なんともハイセンスな一冊。
世の中は広いもんだ、と思いますよね。
猫を飼ってても、こんなにおうちがきれい。
清潔なのはもちろんのこと、インテリアにも
「猫がいるから」という逃げが全く無く、
すんばらしいお部屋が勢ぞろい。
猫がいてもここまでできる。
むしろ、猫がいなければ
最後の一味が決まらない。
ほんとーに世の中広いもんだ、と
思いますよね。
同じ「猫を飼ってる」という土俵に
あがってるのに、この差は
何なんでしょうか。
やっぱりさぁ、アレだよね。
オシャレな人のとこには、
オシャレが似合う猫がくるわけよ。
んで、うちみたいなとこには
うちみたいなとこが似合う猫が
くるわけよ。
なーんて、卑屈になりながら
読むのもまた一興。
非日常を楽しむのも良し、
そこを目指すのも良し。
「猫がいる部屋」の可能性を
探れるこの一冊。
うさぎやモルモット、
亀や金魚のいる部屋も載ってます。